まだカーとしての立ち振る舞いが不慣れだったころ、大学卒業したての22歳みきちゃん(仮)とのお話。
ホテルに入るや否や、くつろぐみきちゃん。
靴下を脱ぎ捨てベットにダイブ。
少しだけ強く名前を呼ぶとビクッと反応するみきちゃん。
おそらくスイッチが入ったのを察したのだろう。
『これは、何?』
脱ぎ捨てた靴下を指差す。
みきちゃん
『く、、つ、、した、、、です。』
、、、、、。
そうなんだけど、そうじゃない。
ジワジワと来るものがあった。
(だめだめ。我慢我慢。
あーやばい吹き出しそう。だめだめ。)
ぷっ
思わず笑ってしまった。
むかし門限が18時だった頃、父親に
「何時と思っとるか!!!」と言われ、
『え、18:28分』と馬鹿正直に答えて更に怒鳴られた記憶が蘇る。
我慢できずにもっと笑ってしまい
雰囲気台無しになってしまった。
みきちゃんもなんで笑っているのかが分かると、
ゲラゲラと笑い出す。
「いやいやいや、笑いすぎじゃない?」
それでも笑うみきちゃんを強引に引き寄せ膝の上に乗せた。
みきちゃんは『理不尽すぎる』と言った。
確かに理不尽すぎる。笑
たまにはこういう理不尽なのもありだと自分に言い聞かせて雰囲気を取り戻そうとしたけど、この日はグダグダで終わった。
その後もみきちゃんはこの日の事でいじってきたけど、その度理不尽にお尻を叩かれた。
そんな懐かしいお話。
おわり