『私コードとかパドルとか痛いのはNGです。定規とかハンガーとか初級なのがいいです。』
『ほんとにほんとにコードとかパドルとかはダメですよ!』
『パドルは絶対に....』
こうやって、事前にやめてほしいことを自ら何度も何度も言うキーさんがいました。
最初はほんとに嫌なんだろうと思い、無理なことはしたくないので了解して使わないでいました。
ある時、ダチョウ倶楽部の上島さんのネタを見てて、あの子『押すなよ、押すなよ、、、押せよ!!!』なのかも。と、思うようになり様子を伺っていました。
3回目会った時でしょうか、今までにないくらい素直じゃなく話が聞けない悪い子な時があり、近くにあったスマホ用の充電コードを手にとって
『そんなに聞き分けのない子は、1番嫌なことしないと分からない?』と聞きました。
その時の表情を見て、確信に変わりました。
『嫌っ、ごめんなさい。』と言う割に、
言いつけ通りの綺麗な姿勢で待ってました。
それからと言うもの、彼女のあれ嫌これ嫌は
『恥ずかしくて言えないけど、それが理想』
ということになり、演技に付き合いつつも
自然な流れでお望み通りのお仕置きをしました。
いま彼女はどこで何をしているか分かりませんが、素直に言葉で伝えられる良い子になっているかななんて思いながら書いてみました。
共感するキーさんもいるんじゃないでしょうか。
おしまい